GUEST EVENT

専門家の実践知フォーラム

分野  

Post : 2018.11.06
Permalink : https://catalyst-ba.com/archives/4651

専門家の実践知フォーラム #06(最終回)

【開催主旨】
ある特定の領域における知識や経験を有する専門家は、産業・社会などにおける複雑な問題解決場面においてどのような貢献ができるでしょうか。さらに言えば何をすべきでしょうか。そもそも今日の社会において「専門性を身につける」ことに一体どのような意味があるのでしょうか。また「専門家であること」にどのような価値があるのでしょうか。
本フォーラムは、様々な領域で活躍する専門家の皆様をお招きし、実際の問題解決場面において、問題とどう対峙し、そこでどのような役割を果たし、解決に向け貢献すべきか議論する場です。

フォーラムは全6回で構成され、毎回、異なるテーマを取り上げます。各回のコーディネータは小俣の他、テーマの内容にふさわしい方に依頼し、2人で会を進行していきます。各回、2人のコーディネータがテーマに関連する領域でご活躍されている専門家をゲストとして1名ずつお招きし、特に以下の3点についてお話し頂きます。

 ・現在のお仕事をされている理由・動機
 ・問題解決における実践において、専門家としてどのように対応しているか
 ・将来の問題解決場面において専門家として貢献をするために、どのようなことが大事だと思うか

各回、テーマについての理解を深めることや、参加者同士のネットワーキングを促進するため、ゲストのご講演だけでなく参加者の皆さまでディスカッションをする場を設けます。ご自身の問題解決における考え方、様々な領域の専門家の皆さまとのネットワーキング、そして今後のキャリア形成などにお役立てください。

これまでに取り上げたテーマは以下の通りです。

第1回:クリエイティビティ再考
第2回:博士の社会的責任
第3回:組織と働き方
第4回:「目に見えない価値」と向き合う
第5回:照顧脚下

主催:小俣 貴宣(ソニー株式会社/文部科学省),伊藤聡一(rolo.Concept)

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第6回テーマ:越境する知
複雑な問題解決が求められる今日において、「自身の専門性を越えた領域における実践」こそが、専門家にとって重要なのではないでしょうか。今回の専門家の実践知フォーラムでは、こうした越境における実践ついて考えてみたいと思います。様々な越境に挑んでこられたゲストの方々をお招きし、越境における格闘経験やそれを通じた醍醐味などについてお話頂きます。後半では参加して頂いた皆さまを交え、様々な越境について議論しってみたいと思います。
6回シリーズを予定しておりました本フォーラム、毎回多くの方々にご参加頂き、好評頂いておりますが、今回が最終回になります。今回も多くの方々のご参加を心よりお待ちしております!

□ゲスト1:伊藤 大輔 さん(防衛省航空自衛隊)
ご講演題目:問題設定とOODAループから見えてくる「越境する知」
ご講演概要:
近年、軍事の領域は、ビジネス、哲学、脳科学、神経心理学などと結びつき、越境する知から新たな考え方が生まれています。近年、軍事以外の領域でも注目されているのが、「OODA(ウーダ)ループ」です。これは、観察、方向付け、決心・仮説、実行・検証を循環して行う認知過程及び意思決定法です。そして、このOODAループは、問題解決するためには問題設定が重要であることを示しています。この問題設定とは、組織で行うOODAループや他の領域において、「デザイン」と呼ばれています。特に私は、戦史や古典の研究から、デザインを「状況を見抜き、問題を設定し解決のための構想を練ること」と訳しています。限られた時間ではありますが、OODAループがどのように生まれ、発展してきたのかを、アリストテレスの倫理学や、脳機能学、脳神経学、神経心理学などの他領域に越境しながら説明し、OODAループが重視している時間を味方につけた問題設定と問題解決についてお話したいと思っております。

ご略歴:
航空自衛隊幹部学校航空研究センター所属、3等空佐。
大学院修了後の2001年、第91期一般幹部候補生として航空自衛隊に入隊。飛行開発実験団(岐阜)の整備小隊長を皮切りに、第6航空団(小松)飛行群本部、航空開発実験集団司令部副官(入間)、南西航空混成団司令部人事係長(那覇)、第8航空団司令部(築城)兼大分地方協力本部援護センター(別府)、航空幕僚監部人事計画課(市ヶ谷)、航空幕僚監部防衛課を経て、現職。
航空研究センターにおいて、航空自衛隊に関する戦略、作戦構想、ドクトリンの研究、教育に従事。また、部外に対する執筆、講演、企業研修を行っている。特に近年は、自分で開発した『孫子』ゲームを活用して、古典や軍事理論を、ビジネスや組織論と融合する取り組みを行っている。経済学修士。

□ゲスト2:松波 晴人さん(大阪ガス行動観察研究所所長)
ご講演題目: 新しい価値を生むための方法論としての「Foresight Creation」
ご講演概要:
大阪ガス行動観察研究所が、これまでの研究活動と実績(プロジェクト累計1,000件)で得た知見をもとに、「新価値創造の方法論」の方法論、Foresight Creationを構築。
Foresight(未来への展望)をCreate(創造)する方法論とは?
「いかに新価値を発想するか?」「いかに組織で意思決定するか?」について解説します。

ご略歴:
大阪ガス行動観察研究所所長。兼(株)オージス総研行動観察リフレーム本部。
大阪大学 共創機構産学共創本部 特任教授
京都大学 経営管理大学院 客員教授
神戸大学大学院工学研究科修士課程修了後、92年に大阪ガス(株)入社。米国コーネル大学大学院にて修士号(Master of Science)取得ののち、和歌山大学にて博士号(工学)を取得。2005年、行動観察ビジネスを開始。2009年に大阪ガス行動観察研究所を設立。著書に『ビジネスマンのための「行動観察」入門』(講談社)、『行動観察」の基本』(ダイヤモンド 社)、寄稿に『ハーバードビジネスレビュー「行動観察×ビッグデータ」 特集』がある。近著は「ザ・ファースト・ペンギンス - 新しい価値を生む方法論(講談社)」。

□コーディネータ1:
松崎 良太 さん(きびだんご株式会社 代表取締役 Chief Momotaro)

ご略歴:
日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)で投資銀行業務に携わった後、楽天に入社。執行役員として国内外のグループM&A案件を多数手がける。2011年に独立、ベンチャー企業の支援をしながらエンジェル投資も行う。2013年にクラウドファンディングとECを組み合わせた新しい事業エンパワーメントの仕組み「Kibidango(きびだんご)」を開始、新たなチャレンジに取り組む国内外の事業を支援。2011年、クラウドワークス社外取締役。2016年、シンクロ・フード社外取締役(現任)。慶應義塾大学経済学部卒業。コーネル大学経営学修士(MBA)。

□コーディネータ2:
小俣 貴宣, Ph.D.(ソニー株式会社/文部科学省 科学技術動向研究センター)

略歴:
大学院卒業後、都内精密機械メーカーのデザイン部門にて、専門である認知・行動科学の立場から使いやすく魅力的なデザインの開発・研究、及び人間中心設計の推進業務に従事。2010~2012年カリフォルニア大学ロサンゼルス校心理学部にて客員研究員。人の創造性や推論に関する研究に従事。帰国後、東京大学にてPh.D.を取得。その後、国内コンサルティングファームを経て現職。心理学を学んだ人材の活躍機会の創出と拡大を目指し活動している。

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■開催日時:2018年12月8日(土) 14:00-17:00
※13:40開場
※17:30過ぎより別会場にて懇親会を予定しています。
※開場時間を目安にお越し頂けると参加者同士で名刺交換などができます。

■開催場所:カタリストBA(二子玉川)

■参加申し込み方法
本フォーラムへの参加を希望される方は、開催前日19時までに

 ・お名前
 ・ご所属
 ・ご連絡先電話番号

を明記の上、
専門家の実践知フォーラム 事務局
practicalintelligenceforum@gmail.com
までメールをお送り願います。
お送りいただく際、メールのタイトルを 専門家の実践知フォーラム 参加希望 として頂けますと大変助かります。
遅くともご連絡を頂いてから3日以内に参加承諾のお返事をさせていただきます。

※お送り頂いた個人情報を本フォーラムに必要な範囲でのみ使用し、それ以外の目的で使用することはございません。
※事前にご登録頂いていない場合、入場をお断りすることがございます。
※反社会的勢力およびその関係者の入場は固くお断りいたします。 ご入場後に判明した場合は、速やかに退場していただきます。

■参加費 2,000円
※ちょっとしたお酒、ドリンク代として現地で頂戴できればと思います。
※懇親会(17時30分過ぎ~)参加費は別途頂戴いたします。
※領収書が必要な方は事前にご相談ください

■定員:50名

■お問い合わせ
専門家の実践知フォーラム 事務局
practicalintelligenceforum@gmail.com

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