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専門家の実践知フォーラム vol.2 〜博士の社会的責任〜

分野      

Post : 2017.11.15
Permalink : https://catalyst-ba.com/archives/4440

専門家の実践知フォーラム

開催主旨:
ある特定の領域における知識や経験を有する専門家は、産業・社会などにおける複雑な問題解決場面においてどのような貢献ができるでしょうか。さらに言えば何をすべきでしょうか。
そもそも今日の社会において「専門性を身につける」ことに一体どのような意味があるのでしょうか。また「専門家であること」にどのような価値があるのでしょうか。

本フォーラムは、様々な領域で活躍する専門家の皆様をお招きし、実際の問題解決場面において、どのようにして問題に対峙し、
そこでどのような役割を果たし、問題解決に向け貢献すべきか議論する場です。

フォーラムは全6回で構成され、毎回、異なるテーマを取り上げます。各回のコーディネーターは小俣の他、テーマの内に適任な方に依頼し、2人で会を進行していきます。
各回、2人のコーディネーターがテーマに関連する領域でご活躍されている専門家をゲストとして1名ずつお招きし、特に以下の3点についてお話し頂きます。

 ・現在のお仕事をされている理由・動機
 ・問題解決における実践において、専門家としてどのように対応しているか
 ・将来の問題解決場面において専門家として貢献をするために、どのようなことが大事だと思うか

各回、テーマについての理解を深めることや、参加者同士のネットワーキングを促進するため、ゲストのご講演だけでなく参加者の皆さまでディスカッションをする場を設けます。
ご自身の問題解決における考え方、様々な領域の専門家の皆さまとのネットワーキング、そして今後のキャリア形成などにお役立てください。

主催:小俣 貴宣(ソニー株式会社/文部科学省)、伊藤聡一(rolo.Concept)

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■第2回テーマ: 博士の社会的責任
専門家の実践知フォーラム第2回のテーマは「博士号」です。文部科学省の統計によると、我が国では毎年およそ15,000人の方々が博士号を取得されているようです。
その一方で博士号を取得したとしても、適切なポジションを得られる人はそれほど多くないというのが現状ではないでしょうか。
このような背景を踏まえ、今の時代、博士号を取得する意味とは何か、そして博士は社会にどのような貢献ができるか、議論してみたいと思います。
ゲストには海外の有名大学で博士号を取得され、現在産業でご活躍されているお二人をお招きします。
コーディネーターはやはり海外にて博士号を取得された高橋さんをお招きし、小俣と共に会の進行を務めます。
今回はゲストの皆さんのトークの後、現在、花王、東芝、資生堂などの企業に所属し、博士号を取得されている方々も交えトークセッションを行う予定です。
皆さま、どうかお楽しみに!

□ゲスト1:遠藤 謙さん(株式会社Xiborg/ソニーコンピュータサイエンス研究所)
ご講演題目:自分中心デザインの人生

ご略歴:
慶應義塾大学修士課程修了後、渡米。マサチューセッツ工科大学メディアラボバイオメカニクスグループにて博士取得。現在、ソニーコンピュータサイエンス研究所研究員。ロボット技術を用いた身体能力の拡張に関する研究や途上国向けの義肢開発に携わる。2014年には、競技用義足開発をはじめ、すべての人に動く喜びを与えるための事業として株式会社Xiborgを起業し、代表取締役に就任。2012年、MITが出版する科学雑誌Technology
Reviewが選ぶ35才以下のイノベータ35人(TR35)に選出された。また、2014年にはダボス会議ヤンググローバルリーダーズに選出。

□ゲスト2:安部 健 さん
ご講演題目:商売のサイエンス

ご略歴:
1961年生まれ、56歳。1982年松江工業高等専門学校卒業。1984年電気通信大学卒業。1986年東京工業大学修士課程修了、東京ガス㈱入社。1995年米国カーネギーメロン大学にてマイクロマシン技術の研究でPh.D.取得。2005年より液体物検査装置を販売する東京ガス・エンジニアリング㈱(現在、東京ガスエンジニアリングソリューションズ㈱)に出向。開発機器の販売および液体物検査装置の開発に従事。国交省航空局の航空保安機器関連調査委員会の委員委嘱。

□コーディネーター1:高橋 聖さん(楽天株式会社)
ご略歴:
大学卒業後、MITで修士と博士を取得。その後コンサルティングファームを経て現在は楽天株式会社にてデータサイエンティスト。

※当日は「ガリレオと野球と博士課程」と題してミニ講演を予定しております。

□コーディネーター2:
小俣 貴宣, Ph.D.(ソニー株式会社/文部科学省 科学技術動向研究センター)
略歴:
東京工業大学大学院卒業後、キヤノン株式会社のデザイン部門にて、専門である認知・行動科学の立場から使いやすく魅力的なデザインの開発・研究、及び人間中心設計の推進業務に従事。2010~2012年カリフォルニア大学ロサンゼルス校心理学部にて客員研究員。人の創造性や推論に関する研究に従事。帰国後、東京大学にてPh.D.を取得。その後、国内コンサルティングファームを経て現職。心理学を学んだ人材の活躍機会の創出と拡大を目指し活動している。

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■開催日時:2017年12月16日(土) 14:00-17:00 (13:40開場)
※17:30過ぎより別会場にて懇親会を予定しています。
※開場時間を目安にお越し頂けると参加者同士で名刺交換などができます。

■開催場所:カタリストBA(二子玉川)

■参加費 2,000円
※ちょっとしたお酒、ドリンク代として現地で頂戴できればと思います。
※懇親会(18時過ぎ~)参加費は別途頂戴いたします。
※領収書が必要な方は事前にご相談ください

■定員:50名

◼︎参加方法
本フォーラムへの参加をご希望の方は、
・お名前  
・ご所属 をご記入の上、
専門家の実践知フォーラム 事務局 宛
practicalintelligenceforum@gmail.com にご連絡ください。

お送りいただく際、メールのタイトルを 専門家の実践知フォーラム 参加希望 として頂けますと大変助かります。
どうぞ宜しくお願いいたします。
※お送り頂いた個人情報を本事業に必要な範囲でのみ使用し、それ以外の目的で使用することはございません。
※反社会的勢力およびその関係者の入場は固くお断りいたします。 ご入場後に判明した場合は、速やかに退場していただきます。

■お問い合わせ
専門家の実践知フォーラム 事務局
practicalintelligenceforum@gmail.com

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