EDGE TOKYO MEETING 2013『クリエイティブ/カルチャー/ポスト資本主義経済』
Post : 2013.09.13
Permalink : https://catalyst-ba.com/archives/3075
EDGE TOKYO(エッジトーキョー)はカタリストBAが主催、co-lab二子玉川が企画協力をしているトークセッションをメインとしたイベントです。昨年秋にEDGE TOKYO MEETINGとして始まり、『ビジネス×アート×デザイン×ポリシー』というテーマではじまりました。
その後、ひとつのテーマに特化したトークシリーズEDGE TOKYO DRINKS、そして実験的なライブパフォーマンスをメインとしたEDGE TOKYO LABORATORYとして、カッティングエッジなテーマとゲストを迎えて継続的に開催しています。
この度はじまりから1年を迎え、再びEDGE TOKYO MEETINGとして現在の日本の「クリエイティブ、カルチャー、経済」に焦点を当てたセッションを開催いたします。
EDGE TOKYO MEETING 2013『クリエイティブ/カルチャー/ポスト資本主義経済』
技術革新、金融革命、ネット空間など、常にフロンティアをつくり続けることによって、拡張してきた資本主義経済は、ここにきて限界を見せ始めています。また、3.11以降、個人はもちろん企業の価値観も変わりつつあり、利益至上主義に変わる新たな経済モデルが模索され始めています。
たとえば、いま最もクリエイティブな企業は、社会との関わりを重視しつつ常に新しいカルチャーを発信することで、世界の幅広いファンに支持されていると言えます。これからはこうした独自のカルチャーをつくることが、経済を動かす原動力となっていくのです。今回のEDGE TOKYO MEETINGは「クリエイティブ」「カルチャー」「ポスト資本主義」3つのキーワードをテーマにしたクロストークセッションを開催します。
ゲストスピーカーには「経営」「広告」「音楽」「生活」という異なるフィールドを基点に、それぞれ分野を越えて活躍されている4人のトップランナーをお招きします。知識創造経営の専門家であり、新しい経営のあり方と場づくりをつなげる第一人者の紺野登氏。独自のカルチャーで知られる気鋭のクリエイティブ・エージェンシー W+K Tokyoでエグゼクティブディレクターを務める長谷川踏太氏。日本のクラブシーンを切り開き、スネークマンショーのプロデューサーとしても有名な桑原茂一氏。デンマーク大使館でマーケティングリサーチを行いながら、個人としても独自のライフスタイルを実践しメディアとして発信しているイェンス イェンセン氏。それぞれの最前線のワークスタイルやプロジェクトについてお聞きしながら、クリエイティブの可能性についてセッションしていきます。
この4氏が顔を合わせてセッションする機会は今回が初めてとなります。音楽や映像のパフォーマンスも交えての一期一会を、是非ご一緒ください。
※当日はフードケータリングにMANGOSTEENを迎え、セッション後の交流会も予定しております!
【ゲスト プロフィール】
紺野登(多摩大学教授)
早稲田大学理工学部建築学科卒業。株式会社博報堂マーケティング・ディレクターを経て、現在KIRO株式会社(旧株式会社コラム)代表、多摩大学大学院教授(知識経営論)。博士(経営情報学)。多摩大学・知識リーダーシップ総合研究所(IKLS: Institute of Knowledge Leadership Studies)・所長(2008-2010)の後現在同教授。著書に『利益や売上ばかり考える人はなぜ失敗してしまうのか』『幸せな小国オランダの智慧』。
—知識創造の場とリーダーシップ論の第一人者である同氏から、日本のこれからの経済の「型」とそれを生み出す場と仕組みについて語って頂きます。
桑原茂一(クラブキング代表)
日本のクラブカルチャーの先駆けであり、「スネークマンショー」等のラジオ番組のプロデューサーとしての活動、1988年創刊継続25年、未来を明るく照らす知恵の辞書、フリー・ペーパー・ディクショナリーの発行。「コムデ・ギャルソン」のファッションショーの選曲家として等、音楽業界に留まらずファッションやアートにも領域を広げ日本のストリートカルチャーに影響を与えてきた第一人者。最近では‘学ぶを遊ぶ’働く大人が学ぶための学校「ディクショナリー倶楽部 ART SCHOOL」を開校するなど人材交流の場の企画運営も行っている。http://www.clubking.com
—日本のクリエイティブシーンを牽引してきた同氏からの現在の日本のクリエイティブ環境に対して助言をいただきたく考えています。
長谷川踏太(Wieden + Kennedy Tokyoエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター)
ロイヤルカッレジオブアート修士課程修了。ソニー株式会社デザインセンター、ソニーCSLインタラクションラボ勤務などを経て、ロンドンに本拠を置くクリエイティブ集団TOMATOのメンバーとして、イギリスを拠点にワールドワイドな活動を展開。http://wktokyo.jp
—現在、世界屈指のクリエイティブ・エージェンシーに在籍し、世界の広告業界やクリエイティブマーケットの潮流を把握している立場から示唆していただきます。
イェンス イェンセン(デンマーク大使館 報道・広報・文化担当官)
ロンドン大学で日本語と言語学を専攻し、2002年来日。現在はデンマーク大使館で商務官としてデンマーク企業の海外進出のサポートやマーケットリサーチを行っている。デザインを切り口に新しい市場を開拓していく大使館の仕事の傍ら、デンマークのライフスタイル、北欧の料理、DIYのある暮らしなどを日本に紹介する活動がメディアに広く取上げられ個人としても注目されている。
—北欧のクリエイティブ施策やライフスタイルを参考に、日本における独自のカルチャーやその可能性について示唆をいただきます。
【モデレーター プロフィール】
齋藤敦子(コクヨ株式会社RDIセンター研究員)
カタリストBAや渋谷ヒカリエのクリエイティブラウンジMOVの企画開発など、未来の働き方や学び方の研究活動を行いながらイノベーションのための場と仕組みづくりを行っている。
——————————————————
EDGE TOKYO MEETING 2013『クリエイティブ/カルチャー/ポスト資本主義経済』
■ 日 時:2013年9月13日(金)17:30開場/18:00開演(22:00終了予定)
■ 会 場:カタリストBA(世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズオフィス8F)
■ 料 金:1,000円(1ドリンク&フリーフード付)
■ 出 演:紺野登(多摩大学教授)、桑原茂一(クラブキング代表)、長谷川踏太(Wieden + Kennedy Tokyoエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター)、イェンス イェンセン(デンマーク大使館 報道・広報・文化担当官)
■ 定 員:100名(ご予約のお客様優先となります)
■ ケータリング:MANGOSTEEN / DJ:安永哲郎(コクヨ株式会社RDIセンター)
※当日はイベントの模様をUSTREAMにて中継する予定です
http://www.ustream.tv/channel/edge-tokyo
※これまでのEDGE TOKYOイベントの模様は以下でご覧いただけます
http://www.youtube.com/channel/UC9TTNtfSf-AISnRGvZm4ZFg
【予約方法】
下記メールアドレスに[お名前、メールアドレス、参加人数]をお知らせください。
futako_entry@co-lab.jp 担当:佐中(さなか)、中安(なかやす)
【会場へのアクセス】
東急田園都市線/東急大井町線二子玉川駅より徒歩1分
ライズオフィス8Fまでエレベーターまたはエスカレーターでお上がりください。
地図はこちら→ https://catalyst-ba.com/access.html
※ 20時以降にお越しの場合は正面エントランスからお入りいただけません。
受付までお電話ください(03-6362-3443)
■主催:Catalyst BA
■企画協力:co-lab